クリィミーマミはなぜステッキで変身するのか?
※2014/7/15に初投稿された記事に加筆修正を加えています。
TBSラジオ荻上チキのSession22に、
「クリィミーマミはなぜステッキで変身するのか?」
作者の布川郁司さんがゲスト出演していたおり、
著書の事を話していたので、興味を持って購入。
アーカイブのpodcastがyoutube等に残っているので興味がある人は聞いてみて。
今夜はアニメ制作会社「ぴえろ」の創業者、布川郁司さんをお迎えして
「スタジオぴえろの創業者・布川郁司が語る。愛される作品を生む
『ぴえろ』の秘密とは!」というテーマでお話を伺いました
は、あまり気付かなかったなぁ。
しかし、OPのすばらしさは今も記憶に残っている。
それ以降も、ほとんどピンとこないんだが、「幽遊白書」「ヒカルの碁」「BLEACH」
「NARUTO」と一連のジャンプアニメをみんな作ってたとは気づかなかった。
ま、ヒカ碁とBLEACHぐらいしかみてないんだけど。
「クリィミーマミはなぜステッキで変身するのか?」ってタイトルながら
それもどうってことない理由だし、
マミに関して、めちゃくちゃページを割いている訳でもない。
ある意味、書影買い目当てを狙わせているような気もする。
全般的に、スタジオぴえろの黎明期から現在までの布川郁司さんのプロデューサー業務
にまつわるお話しがさらっと綴られている感じ。
視点があまり近くないので、「実録!!スタジオぴえろ」って感じでもないし、
本当は拳を握ってたんだろうけど、わざとそこを描かないので
メッチャ熱い魂を感じさせるって風でもない。
(ゆうきまさみさんあたりが漫画化するといい感じになるのかも?)。
もちろん、その頃の当事者ならではの記述はあるものの、
将来、プロデューサーを目指す人は、こんな苦労があるんだぞってのを、
教えるというスタンスの本でした。
本書の中では、古田喜昭氏について一言も触れてないんだよね。
宇多丸のウイークエンドシャッフル内で行われたインタビュウの書き起こし
ページによると
「知られざるアニソン作家」古田喜昭スペシャル・ロングインタビュー!
クリィミーマミの初期イメージを決めたのは古田喜昭氏といっても
過言ではないはずなのだが。
,ED「パジャマのままで」
の作詞作曲をして、「デリケートに好きして」なんて
カバーした歌手が10人じゃきかないような名曲を世に生んだ功績について、
一言ぐらいあっても良かったんじゃないのかな?
オムニバス「キラキラ 魔女ッ娘 Cluv」